2023年5月27日土曜日

長野県立てこもり事件で注目「大学でいじめはあるのか?」

どんな集団でもいじめは起こり得ます。



長野県立てこもり青木政憲容疑者 大学時代いじめ経験

5月25日夕方から26日早朝にかけて、長野県中野市で31歳の男が自宅に立てこもり4名の死者を出す事件が発生しました。

殺人の疑いで逮捕された青木政憲容疑者は事件の動機について「亡くなった女性が自分の悪口を言っていると思った」と供述しています。


また青木容疑者は大学を入学間もなく中退したことがわかっており、取り調べの中で大学でいじめに遭っていたことを明かしてします。




大学でいじめはあるのか?疑問噴出

立てこもり事件をきっかけに、インターネット上で「大学でいじめはあるのか?」という点が注目されています。

大学でのいじめについてこのような声がありました。

  • 中学生、高校生ならまだしも、大学でいじめはあるの?
  • 大学生ともなれば「この人と合わない」と感じたらフェードアウトするでしょ
  • とっつきにくい感じと話しかけられず、あまり仲間に入れず…ってのをいじめと解釈した可能性が高い
  • 小中高に比べれば人間関係も選べるし逃げ場もあるけど、学部・サークル・ゼミなど共通のコミュニティーに属している人との間ならトラブルは起こり得る。必要な連絡を特定の1人にだけ回さないなど
  • 大学は小中高と違って嫌な人は避けられるイメージだけど…
  • いじめられてたんじゃなくて単に浮いてたか避けられてたのでは?
  • イジりはあってもいじめはない。みんなそこまで暇じゃない
  • そういえば自分の大学にろくに研究指導もしないくせに、好き放題怒鳴り散らかす先生いたなぁ。学生は結構メンタル病んでた。これもいじめの一種かな
  • 人にはいじめる習性がある
  • ゼミとかで仲間はずれにされたとか?

「大学でいじめはない」と認識している人が多くみられましたが、決していじめがゼロということではないのがわかります。



小さいコミュニティーの中でいじめは起こり得る

大学では学部、学科という人数の多いコミュニティーの中で過ごすことになりますが、サークルやゼミなどに属するとどうでしょう?

それらの規模はまちまちですが、比較的小さなコミュニティーとなります。

小さなコミュニティーで定期的に顔を合わせていると、何らかの点で異質な人が目に入りやすくなり、その人がいじめのターゲットになり得るのです。


今回の立てこもり事件を起こした青木政憲容疑者が大学時代どのような環境に置かれていたかは不明ですが、サークルなど小さなコミュニティーに属していたのならその中でいじめが発生した可能性があります。

また大学時代のいじめが立てこもり事件に関連しているかどうかは定かではありませんが、いじめ経験が人との距離感やコミュニケーション能力など青木容疑者のその後の人生に悪影響を及ぼしていることは否めません。

0 件のコメント: