最近芸能界の性的搾取の暴露が続いています。
ニュースを見る度かなりショックを受けますが、膿は出し切らないとですね。
自分も性的搾取と隣り合わせの世界にいた立場だったので、今回はリラクゼーション業界の性的搾取について語っていきます。
上層部と寝ないと店舗配属なし、内定取消
研修生自らそういうことをする人もいますが、上層部から「トレーナーの寮で施術の練習しよう」など遠回しに関係を迫られることもあります。
これを断れば内定取消を言い渡されるので研修生も従わざるを得ないのでしょう。
それで、家や研修生の寮に帰らずトレーナーの寮に泊まっている女の子も何人かいました。
ちなみにですが、自分からそういうことをやる子は白地のユニフォームから透けるような派手な下着を着けてくるようになります。
それだけ度胸がありますからね。
裏メニューで男性客と400分個室に
多くのリラクゼーションサロンでは「ボディケア30分」「ボディケア40分」「リフレクソロジー30分」「リフレクソロジー40分」など20~90分程度のメニューが用意されています。
しかし私のいた会社では男性客を中心に迎えている店舗で「400分(6時間40分)」などのあり得ない長さの裏メニュー的なものがありました。
マネージャーが言うには「30分、40分というメニューは表面上のもので、実際来るお客さん(男性客)は300分400分オーダーする」とのことでしたが…
5時間も6時間も男女が2人きりで個室にこもって何をしているのでしょうか?
実際体を長時間揉んでいたらヤバイことになりますが。
男性客との「アフター」必須
これまたおかしなことなのですが、男性客が仕事上がりの女性セラピストを食事に連れ出す場面が日常的にありました。
水商売でいう「アフター」と同じです。
そしてマネージャーは「お客様は私たちを可愛がってくれているので」と男性客からのお誘いを断らないよう指導してきました。
断ったらお店に来なくなってしまったり、指名してくれなくなったりするからです。
幸い私にお誘いが来ることはありませんでしたが…
連れて行くのは食事だけじゃないですよね?
ホストに「ご奉仕」指示
新宿などの繁華街の店舗だと、近隣のホストクラブの呼び込みとタッグを組んでお客さんを呼び込むことがありました。
具体的にはホストが通行人に「マッサージお探しですか?じゃーこちらに…」とうちの店の呼び込みの元にお客さんを誘導するのです。
そうやってお客さんを呼び込んでもらったら、後でホストに「ご奉仕」をするよう指示されていました。
これは無償での施術+性的サービスを意味しています。
セラピスト採用条件に「容姿端麗」
私が昔勤めていた会社に関してはわかりませんが、同業他社では「容姿端麗」が採用条件に入っている場合があります。
実際就活中にスカウトをもらったリラクゼーション企業は「当社では『容姿端麗』を採用条件にしております」と堂々と会社ウェブサイトに記載していました。
当時すでに平成の末期ですよ?
そこの会社は受けませんでした。
容姿端麗云々もそうだけど担当者の対応も思うところがあったので。
たぶん氷山の一角
リラクゼーション業界にいた私が見聞きした範囲でこれだけあります。
氷山の一角でしかないでしょう。
もっと酷い事案あるんだろうね。
また、性的搾取を受けるのは女性セラピストだけとは限りません。
男性セラピストもターゲットにされる危険性があります。
会社の利益に繋がるなら、従業員を性的搾取をしても良いのでしょうか?
セラピストが安心安全に働ける環境を整えてほしいです。
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