2023年7月30日日曜日

ビッグモーターの除草剤事件、わりと大事になる

普通に器物損壊罪なんだよなぁ…



保険不正請求のビッグモーター 除草剤を撒き植え込みを伐採

中古車販売会社ビッグモーターについて、保険の不正請求や社員へのパワハラに加え、店舗周辺の街路樹に除草剤を撒いたり植え込みを伐採する行為を行っていたことが判明しました。

群馬県太田市のビッグモーター店舗前の街路樹が17本枯れたことを皮切りに、各店舗で街路樹に除草剤を撒く、植え込みを伐採するといった行為が行われていたことがわかっています。


こうした行為についてビッグモーターの元社員らは「『環境整備』としてやるよう指示されていた」「葉っぱが1枚落ちていると降格などの処罰がある」と上層部から強い圧力をかけられていた旨を明かしています。




各都道府県が街路樹調査 除草剤の成分検出も

ビッグモーター店舗周辺の植物が枯死している状況を受け、各道都府県が街路樹を調査しています。

また、早くに不自然な枯死が発覚していた群馬県太田市の店舗前の街路樹については土から除草剤の成分が検出されました。

そして県が管理する土木事務所が被害届を提出しており、警察が器物損壊の疑いで調査を進めています。



街路樹付近で除草剤の容器の目撃談も

一部SNSでは、ビッグモーターの店舗前の街路樹付近に除草剤とみられる容器が置かれていたことを報告するユーザーが出てきました。

ビッグモーターは街路樹に除草剤を撒いていたことをすでに認めているので、社員が置いたものとみて間違いないでしょう。




ビッグモーター 除草剤散布の処罰は?

街路樹は道路交通法において「道路管理者が設置する『道路の付属物』」とされています。

道路管理者とは国だったり市や区の自治体だったりします。

つまり街路樹は公共のものです。

その公共のものを壊したのですから、器物損壊罪が成立したらビッグモーターに損害賠償が請求される可能性が高いです。

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