2023年11月29日水曜日

日大アメフト部廃部決定…2018年には悪質タックル問題も

 

まあ妥当でしょう。



日大アメフト部廃部決定

日本大学のアメリカンフットボール部が廃部することが決定しました。

日大アメフト部をめぐっては部員の間で薬物が蔓延しており、11月までに3人の部員が逮捕されていることがわかっています。

11月27日にアメフト部部員の3人目の逮捕を受けて、日本大学では29日までアメフト部に関する会議が行われました。

その結果、アメフト部を廃部とすることが決定したのです。



廃部の日大アメフト部 2度の無期限活動停止処分

日大アメフト部は薬物事件をめぐって2023年に2度の無期限活動停止処分が下されていました。

また9月に2度目の活動停止処分が下される直前にはアメフト部の学生寮が閉鎖される事態になっています。



日大アメフト部の学生寮が封鎖…看板にはシートが

8月31日から閉鎖されている日大アメフト部の学生寮は、11月時点でも出入口が施錠されており、中には入れない状態です。

また出入口付近には「日本大学アメリカンフットボール部」と書かれた看板が貼られていましたが、その看板もシートで隠されています。



堕落し続ける日大ブランド…2018年に悪質タックル問題も

日大アメフト部といえば、2018年に発生した悪質タックル問題が記憶に新しいのではないでしょうか?

2018年、関西学院大学との試合で日大アメフト部の当時の部員が関西学院大学の部員に対し背後からタックルをし負傷させたという事件が発生しました。

この悪質タックル問題については発生後、当該部員がコーチや前監督から高圧的な態度で指示されやむを得ずタックルを仕掛けたことがわかったのです。

当該部員についてはその後の誠実的な対応に賞賛が集まりましたが、日大側が歯切れの悪い言い訳をしたことにより日大ブランドの低下は否めない状態となりました。


その上で今回の薬物事件。

日大側が部員からの内部告発を受けてから直ちに警察に通報しなかったなどの問題も明らかになっており、内部の大人のゴタゴタがアメフト部だけでなく日大ブランドの信用を失墜させました。

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