スワッティングは虚偽の通報をして他人の家にSWAT(警察特殊部隊)を出動させる行為です。
アメリカではスワッティングにより死者が出たこともあり、深刻な問題となっています。
GTA5マイケル役ネッド・ルークさんがスワッティング被害
GTA5の主人公の1人マイケル・デサンタ役の俳優であるネッド・ルークさんがGTAオンライン配信中にスワッティング被害に遭ったことがわかりました。
ルークさんは現地時間11月23日、自宅でGTAオンラインをプレイしながら配信をしていたところ「あなたの家がスワッティングされている」という旨の電話を受けました。
GTA開発のロックスターに批判殺到「プレイヤーのIPを保護していない」
マイケル役ネッド・ルークさんのスワッティング被害を受けてGTAファンは激怒。
怒りの矛先はGTAシリーズの開発会社ロックスター・ゲームスに向けられ、「GTAオンラインのプレイヤーのIPアドレス(端末識別番号)を保護していない」と同社を批判しています。
一方でスワッティング被害に遭ったルークさんは「ロックスターは今回の事件に関係ない」とロックスター・ゲームスを擁護。
「過去に自分の個人情報を漏洩させた人間がおり、それが今回のスワッティングに繋がった」という旨の説明をしました。
なおIPアドレスだけで個人の住所などの個人情報がわかる可能性は低いです。
深刻視されるスワッティング被害…過去に死者も
虚偽の通報で他人の家にSWATを呼び込むスワッティングは、長らくアメリカで深刻な社会問題となっています。
2017年にはカンザス州の当時20代の男性がスワッティングにより呼び込まれたSWAT隊員に銃で撃たれ亡くなるといった悲劇も起こっています。
もちろん虚偽の通報は懲役刑や禁固刑の対象となるのですが、罪のない一般人を巻き込む悪質な事件は後を絶ちません。

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