今回は仏教を学べるYouTubeチャンネル「志紀行 鈴木康生の仏教志学舎」についてご紹介させていただきます。
仏教は日本人にとって最も身近な宗教の1つですが、その教えについて細かい部分まではあまり一般的の方には知られていません。
そこで今回ご紹介するチャンネルの動画では、仏教の教え、具体的には運命のしくみや人生のあり方になどについて噛み砕いて解説されています。
そのため一見難しい仏教の教えがすんなり理解できるような内容となっているのです。
それではこれから、チャンネル内でどのような内容の動画が配信されているかを解説致します。
1.運命のしくみ
「志紀行 鈴木康生の仏教志学舎」では、運命のしくみについて複数の動画に分けて解説されています。
運命という言葉は偶然起こったことを表現する時に用いられることが多いですが、仏教では「どのような物事も因果によって成り立つ」と捉えられています。
つまり偶然に見える出来事でも、それが起こるための原因が必ずどこかにあると考えられているのです。
2.御文章は蓮如上人が書かれたお手紙
チャンネル内では御文章(ごぶんしょう)と呼ばれる、浄土真宗の教義が綴られた文章を読み上げる動画がいくつか配信されています。
御文章は室町時代の浄土真宗の僧侶、蓮如(れんにょ)上人が、本当の幸せへの道をご門徒にむけてお書きくだされたお手紙です。
この御文章が現在は本にされており、動画内で読み上げられている御文章も本になっているものです。
3.仏教の歌
仏教に関連する歌がいくつかあります。
仏教系の学校に行っていた方は学校行事でそうした歌を歌ったことがあるのではないでしょうか?
さて仏教に関連する歌は「仏教のうた」シリーズの動画で聴くことができ、歌を通して仏教の教えや親鸞聖人の人生に触れることができるのです。
4.なぜ生きるシリーズ
最後にご紹介するのは「なぜ生きる」シリーズです。
こちらのシリーズは「仏教の教え~」でタイトルが始まっている動画であり、仏教を通して人生のあり方に関するヒントがつかめる動画となっています。
例えば、先程の運命のお話のように「物事には原因があり、縁が加わって結果が招かれる」とった教えについて解説されている部分があります。
そして因果応報が常であることを示した上で「本人の行為だけでなく思考や言葉も物事を生じさせる原因となるので、自分の行動次第で幸福を導くことは可能である」ということも示されているのです。
また人生そのものについては「人として生まれたこと自体が幸いなこと」というふうに動画内で伝えられています。
そして多くの人は「自分がどう生きるか」について考える一方で、実はちゃんと目的があって生きているということも示されており、そうした点でも「なぜ生きる」シリーズは人生に悩む人々にヒントを提供するような動画となっているのです。
まとめ
仏教の教えは、広く知られているようで実はあまり知られていない傾向にあります。
そんな中今回ご紹介したYouTubeチャンネル「志紀行 鈴木康生の仏教志学舎」では、日常生活の身近な例を挙げながらイラストを用いて仏教をわかりやすく伝えているのです。
昨今生きづらさを感じる人が増えていますが、動画を通して仏教の教えに触れることで幸福に生きるためのヒントが得られるかもしれません。
☆「志紀行 鈴木康生の仏教志学舎」はこちらからアクセスできます!
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