2021年4月10日土曜日

イギリスのフィリップ殿下が99歳で死去 心臓手術を受けていた

 

イギリス王室に向けたお悔やみのメッセージが各国から発信されています。



イギリスのフィリップ殿下が死去 99歳

「エディンバラ公」の称号で知られるイギリスのフィリップ殿下が、4月9日朝(現地時間)にウィンザー城で亡くなったことが分かりました。

99歳でした。




死去したフィリップ殿下 心臓手術を受けていた

フィリップ殿下は2021年2月にロンドン市内の病院に入院し、心臓の手術を受けていました。

手術は成功し、3月に退院したばかりだったのです。


心疾患を抱えていた殿下ですが、死因については10日時点で正式に明かされていません。




ギリシャの王族出身 フィリップ殿下の壮絶な人生

ヴィクトリア女王の子孫であるフィリップ殿下ですが、生まれはギリシャの王室です。

ギリシャでは1922年クーデターが起こり、殿下の家族は一家離散状態に。

その後両親のアンドレアス王子とアリス妃と共にパリへ亡命しますが、母アリス妃は精神を病んでしまいます。

そのため少年時代の殿下は親の友人や親戚宅を転々としていました。

その後殿下は士官学校へ進み、第2次世界大戦では海軍の士官を務めました。

1947年にはエリザベス女王と結婚し、チャールズ皇太子ら4人の子どもが誕生したのです。


殿下は公私ともにエリザベス女王を支えましたが、高齢であることもあり2017年に公務を退きました。

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