雪がクッションになったという方もおられますが、それでも身体へのダメージはあまり変わらないそうです。
神田沙也加さん除雪後に発見されていた
12月18日に亡くなった女優の神田沙也加さんは宿泊先の札幌のホテルで倒れているのが発見されました。
しかし17～18日にかけて札幌は大雪であったため、神田さんが発見された時も現場には30cmもの積雪がありました。
そのため神田さんの身体は客室から転落後雪に埋もれ、除雪後に発見されたのです。
神田沙也加さん雪で発見遅れた？
神田沙也加さんが亡くなった18日はミュージカル「マイ・フェア・レディ」公演日でした。
当日開演直前になっても神田さんが会場に姿を現さなかったため、関係者が神田さんの泊まっている客室を訪れましたが、そこに彼女の姿はありませんでした。
すぐに110番通報し捜索の過程で屋外スペースの除雪が行われたところ、神田さんが倒れていたということです。
雪が積もっていなければ、神田さんはもっと早く発見されていたのでしょうか？
雪がクッションになっても内臓のダメージ防げず
神田沙也加さんの転落死をめぐり一部では「積もった雪がクッションになって転落時の衝撃を和らげたはずでは」との見解がなされています。
実際雪によって外傷はある程度少なくなる場合があるようです。
とはいえ内臓への大きなダメージは防げません。
《外傷きっかけに多量出血》死因の「外傷性ショック」について医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は「外傷をきっかけに体の内外に多量の出血を起こし、血圧が下がって命を落とすこと」と説明。転落の死因は通常「脳挫傷、多臓器破裂が多い」と指摘。30センチほど積もった雪の中で見つかった沙也加さんの場合は「体表面のダメージを多少和らげて、皮膚からの出血を少なくした可能性はある。ただ雪があっても内臓への衝撃は変わらない。総合的な判断で“外傷性ショック”としたのではないか」と話した。
引用元:沙也加さん 死因は外傷性ショック、積雪30センチ 除雪後に発見される（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
高所からの転落ですから外側の傷は避けられればいいというものではないのですね。
客室の窓は10cm程度しか開かないと報じられていますが…これもまた不可解な点です。
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