2024年5月4日土曜日

三鷹市殺人事件で指名手配の上地恵栄容疑者 なぜ今死亡公表?

事件後まもなく死亡していたことがわかりました。

死亡確認までにずいぶんかかっていたんですね…



三鷹市殺人事件 指名手配犯の上地恵栄容疑者が死亡

警視庁は4月26日、2005年に発生した三鷹市殺人事件で指名手配されていた上地恵栄(うえち けいえい)容疑者が死亡したことを発表しました。

元暴力団員の上地容疑者は2005年11月、三鷹市のアパートの一室で飲食店の副店長であった当時50代の男性の胸を刃物で刺すなどして殺害した疑いが持たれており、事件直後から殺人容疑で指名手配されていました。



上地恵栄容疑者 事件からまもなく自殺か

上地恵栄容疑者は事件から4ヶ月後の2006年3月、石川県の山中で死亡しているのが旅行者によって発見されました。

遺体は首を吊った状態で見つかり、上地容疑者が自殺を図ったものとみられています。

遺体の状態から上地容疑者は殺人事件後まもない2005年12月頃から2006年2月頃に死亡したと考えられています。



上地恵栄容疑者の死亡 なぜ今公表された?

上地恵栄容疑者の遺体が発見された現場からは約4万5000円の現金と眼鏡が見つかりましたが身分証明書がありませんでした。

このため、遺体はこれまで身元不明遺体として扱われていました。


加えて遺体発見当時はDNA鑑定の技術も今ほど発展していなかったため、遺体が上地容疑者であることも長らく判明していなかったのです。



遺体のDNA鑑定で上地恵栄容疑者と確認

警視庁は三鷹市殺人事件から長い年月が経過していることから、指名手配中の上地恵栄容疑者がすでに死亡している可能性があるとみました。

そして2006年に発見された遺体のデータベースと上地容疑者のDNA型を照合したところ、遺体が上地容疑者であることがわかったのです。

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