2019年2月25日月曜日

クラウドワークスがワーカーの報酬約70万円「強奪」か 恐ろしい利用規約とは


 
大手クラウドソーシングサイトのクラウドワークスに、クライアントからの報酬約70万円を「強奪」されたとの告発がツイッター上でなされました。
なぜそのようなことが起きてしまったのか?
原因は、クラウドワークスの恐ろしき利用規約にありました。

フリーランスの皆さん、コレ他人事じゃあないですよ!!!!


クラウドワークスに70万奪われる!?

「70万円を奪われた」と訴えているのは、クラウドワークスを経由して仕事の依頼を受けているというワーカーさん。

クラウドワークスでは(他のクラウドソーシングサイトもそうかもしれませんが)クライアントから受け取った報酬が一時ストックされ、ワーカーが出金手続きをすることで銀行口座に振り込まれることになっています。


しかし今回被害を訴えたワーカーさん、クラウドワークスにストックされていた報酬約70万円の出金手続きができない状況に追い込まれました。
つまり、70万円クラウドワークスに持って行かれることになってしまったのです。



180日以内に出金しないと報酬没収 クラウドワークスの恐ろしい利用規約

実はクラウドワークスには「依頼された仕事が終わり報酬が正式にワーカー側にストックされてから180日以内に出金しないと、クラウドワークス側に没収されてしまう」というルールがあります。
つまり半年ですね。

70万円を盗られたというワーカーさんは半年間、報酬をクラウドワークスにストックしたままにしておいたのです。
それで自動的にクラウドワークス側に没収されてしまったと!



クラウドワークス側 報酬70万円返金の意思示さず

報酬約70万円を一瞬で失ってしまったワーカーさんは、クラウドワークスに返金を要請しました。
しかしクラウドワークス側は返金の意思を示していません。

「利用規約には『180日経ったら報酬が出金できない』って書いてあるでしょ?
クラウドワークス使って仕事受注した以上利用規約に同意したってことだよ」

という旨のメッセージがクラウドワークス側からワーカーさんに送られました。



ワーカーの報酬は誰のもの?

今回のこの事件は、冷静にみればワーカーさんの利用規約の確認不足という見方もできます。
しかし、70万円ですよ!

規約に出金期限のことが書かれているとはいえ、そんな高額の報酬が一瞬で奪われてしまっては、働いた側としては納得しきれないのではないでしょうか?
そんなの感情論だなんだっていえる次元じゃないと思います。


クラウドワークスさん!ワーカーさんの報酬はワーカーさんのものです!
出金期限が過ぎてしまったワーカーさんのための救済制度を設けてもいいのでは?
じゃないとまた同じような件で苦しむワーカーさん出ますよ、絶対!

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