2017年1月6日金曜日

七草粥 春の七草の効能とは?

1月7日になったら七草粥を食べる風習があります。
あなたのお家では食べますか?
年末あたりからスーパーで七草のセットが売られていると思いますが、我が家ではいまだ七草粥を作ったことがございませぬ…


七草粥に入れる春の七草言えるかな?

七草粥に入れる七草、全部言えますか?
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハゴベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。

これらは春に芽吹くため「春の七草」と呼ばれます。
1年の無病息災を願って、春の七草を入れてお粥を作ります。お正月におせちなどのごちそうをいっぱい食べたので、お粥でお腹を休ませるという目的もありますね。

ちなみに、「秋の七草」もあるのをご存知ですか?
オミナエシ、ススキ、キキョウ、カワラナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギがそうです。

秋の七草は春の七草のように七草粥にすることはせず、あくまで見て楽しむのみです。
春の七種と違い、秋の七草に直接何かをする行事は特にない。秋の野の花が咲き乱れる野原を「花野」(はなの)といい、花野を散策して短歌や俳句を詠むことが古来より行われていた。秋の七草はそれを摘んだり食べたりするものではなく観賞するためのものであり、ゆえに「秋の七草がゆ」というものも存在しない。
引用元:七草 - Wikipedia


七草粥に入れる春の七草の効能

無病息災や胃腸の休息のために七草粥に入れる春の七草。
これらにはちゃんと良い効能があるのです。


・セリ…鉄分やビタミンCが豊富。貧血に効果あり。
・ナズナ…高血圧に○、その他解熱作用も。カルシウム、鉄分、ビタミンを含む。
・ゴギョウ…せきやたんを抑え、熱を下げる働きがある。胃炎にも効果あり。
・ハコベラ…利尿作用、整腸作用がある。たんぱく質やミネラルが豊富。
・ホトケノザ…熱を下げたり胃炎をやわらげる効果が期待できる。
・スズナ…胃腸を温めるとされる食材。消化を助けるアミラーゼやジアスターゼを含む。茎にはカルシウムが含まれる。
・スズシロ…消化を助けるアミラーゼやグリコシダーゼが含まれている。


七草粥 こんなアレンジも!

七草粥は春の七草をごはんと一緒に煮て、軽く塩味を付けます。
しかし「それだけじゃつまらない!」という人もいるでしょう。

そんな時は鶏がらスープの素を入れて中華風にしたり、
粉チーズを入れてリゾット風にしたり、
エビやホタテなど魚介類を混ぜるのもアリだと思います!


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