「扇風機おばさん」という呼び名で知られたハン・ヘギョンさんが亡くなっていたことがわかりました。
ハンさんは整形にのめりこみ、顔が腫れあがるだけでなく精神まで蝕まれたという辛い過去を持っていました。
今回はハンさんのこうした半生にもふれていきます。
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンさん死去 死因不明
扇風機おばさんことハン・ヘギョンさんは10月15日に亡くなりました。57歳という若さでした。
ハンさんの葬儀はすでに執り行われており、死因については不明だということです。
ハン・ヘギョンさん 整形前の美貌
かつて整形にのめり込んでしまったハン・ヘギョンさんですが、整形前の顔は非常に美しいものでした。若い頃は歌手を目指しながら、ホステスとして働いていたのです。
整形にのめり込み「扇風機おばさん」へ… ヤミ医者も見放す
今はどうかわかりませんが、ハン・ヘギョンさんが若い頃韓国ではふっくらとした顔が美しいとされていました。ハンさんは丸々とした輪郭を求め、ヤミ医者にシリコンを注入してもらいました。
それで味をしめたハンさんの行動はエスカレート。
顔全体がパンパンになってもなおシリコンを求めるハンさんに、最後はヤミ医者も「もうあなたに施術はできない」とサジを投げたのです。
ヤミ医者にすら見放されたハンさんはさらに恐ろしい行動に出て…「扇風機おばさん」へと変貌を遂げてしまいます。
自分で植物油などを注入し「扇風機おばさん」に
より美しい顔を求めたハン・ヘギョンさんは、ヤミ医者に見捨てられた後自分で見のまわりにあるものを手当たり次第顔に注入したのです。台所にあった植物油だったり、工業用シリコンだったり…
この頃には精神も蝕まれ、統合失調症を発症していました。
ヤミ医者にかかっていた頃から「(シリコンを)入れろ」という幻聴が聞こえていたそうです。
また、どんどん顔が大きくなっていったことからホステスの仕事を強制解雇されてしまったのです。
ハンさんの顔は最終的に元の3倍にふくれあがり、その容姿から「扇風機おばさん」と呼ばれるようになりました。
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンさん 高須クリニックのチームが大手術
無謀な整形で顔が大きくなってしまった扇風機おばさんことハン・ヘギョンさんですが、募金により顔の異物を取り除く手術を受けることができました。しかし異物は目元や頭にも流れ込んでおり、その影響で視力低下という問題に悩まされることに。
ところが2012年、高須クリニックの高須克弥さんらのチームにより大手術が行われ、目元、頭部の異物まできれいに取り除かれました。
死去したハン・ヘギョンさん リハビリや仕事に励んでいた
整形によって心も身体もボロボロであったハン・ヘギョンさんですが、最近は回復傾向にありました。リハビリや仕事にも励んていたそうです。
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