地域によって日にちが違うお盆。
その基本的な部分についてちょっとご紹介します。
お盆っていつなの?地域で違う?
2017年の場合、旧歴のお盆は8月13~16日。新暦のお盆は7月13~16日です。
東京や一部地域では新暦の7月のお盆が取り入れられていますね。
ただ一般的にお盆というと8月のイメージ。
都内の会社でもお盆休みは8月中頃にとられることが多いです。
ま、8月の方が何かと予定立てやすいってのもあるんでしょーけど…( 一一)
お盆に飾るキュウリとナスの意味
キュウリとナスに割りばしを刺したものを飾りますよね。あれは精霊馬(しょうりょううま)と一般的に呼ばれます。
もっと正確にいうと馬を模したキュウリが精霊馬、牛を模したナスの飾りは精霊牛(しょうりょううし)です。
キュウリの精霊馬は「あの世から早く帰って来れるように」との意味が込められています。
走るのが早い馬に乗って帰ってくるというイメージです。
ナスの精霊牛は緩やかに歩く牛に乗って「ゆっくり帰ってね」という意味で飾られます。
なんでお盆っていうの?故人の苦しみと関係?
そもそもの話、どうして「お盆」っていうのでしょう?お盆の正式名称は盂蘭盆会(うらぼんえ)。
これはサンスクリット語で苦しみ表すウラムバナ(ullambana)からきているのです。
「ウランバナ」は「ウド、ランブ」(ud-lamb)の意味があると言われ、これは倒懸(さかさにかかる、逆さ吊り)という意味である。引用元:盂蘭盆会 - Wikipedia
お盆は本来、故人をこの逆さづりのような苦しみから解放してあげる行事なのです。
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