家族で住んでいた頃、父親が食べつくし系でしたね。
学校で友達から貰ったお菓子もターゲットにされていました。
離婚にも発展!?人間関係を壊す可能性もある食べつくし
「冷蔵庫にあった子どものプリンは?」
「同窓会で貰ったクッキーはどこ?」
自分の分だけでなく家族や友達の食べ物に手をつけてしまう「食べつくし系」。
この言葉が世間に広まって久しく「夫が家族のごはんを食べてしまった」などのエピソードがSNSなどで多く投稿されています。
食べつくし系は時に人間関係を壊すこともあり、夫/妻が食べつくし系で離婚に発展したなんてケースもあります。
今回は食べつくし系となってしまう原因と、食べつくし系の人への対策をご紹介します。
心理的な問題も…食べつくし系になる原因
ネット上では「夫が食べつくし系です」という男性の食べつくし系エピソードが目立ちますが、食べつくし系は男性、女性ともになり得ます。
人が食べつくし系となってしまう要因は家庭環境や心理的な問題など様々です。
「家にあるものは食べてもいい」という家庭環境だった
「テーブルや冷蔵庫に置いてあるものを食べても問題ない」というスタンスの家庭で育った人は、食べつくし系になる可能性があります。
食べ物に関して制限をかけられなかったので、友達とごはんを食べに行った時や結婚などで誰かと共同生活を送るようになった時でも自分のものと人のものの境界線がうまく引けず「そこにあるものは食べていい」という思考回路になってしまうのです。
普段の食事の量が足りていない
単に普段食べている食事の量が足りず、空腹を満たすために目に映るものを食べてしまうという食べつくし系もいます。
摂食障害を発症している
摂食障害の症状として食べつくし系の行動として現れている場合もあります。
摂食障害には拒食症状と過食症状があり、過食症状が他の人から見て食べつくし系の行動に見えることがあります。
虐待やDVとして意図的に食べつくしている
パートナーや子どもを威圧し困惑させる目的で意図的に家族の分の食べ物を食べつくすという人もいます。
うちの夫、食べつくし系かも…周りの人ができる対策
家族や友達など身近な人が食べつくし系かもしれない場合は、このような対策で食べつくし行動に悩みにくくなります。
食事を1人分ずつ分けて盛り付ける
普段の食事で大皿にお料理を盛り付けてみんなで取り分けるスタイルにしている場合、食べつくし系の人がいると知らないうちにみんなの分がなくなっていることがあります。
実際「ハンバーグを人数分焼いて大皿に盛り付けて置いていたら、食べつくし系のお父さんが子どもの分まで食べちゃった…」というアクシデントもあります。
こうした事態を避けるためにおかずを1人分ずつお皿に盛って配膳すると家族の食べる分がなくなるのを防げます。
食べ物に名前を書く
食べつくし系には自分のものと人のものの境目が曖昧の人もおり、そういう人は「誰のものかはっきりしない食べ物」をすぐ食べてしまいます。
そのため自分の分のプリンやアイスクリームをとっておく時は名前を書いて保管しておくことをオススメします。
食事の量を増やす
家族や同居人に食べつくし系がいる場合、食事を用意する人は食べつくし系本人の普段の食事の量を増やしてみることもオススメできます。
普段の食事の量が足りず空腹を満たすために人のものを食べてしまっているのなら、食事そのものの量を増やせば行動が改善するかもしれません。
心療内科や精神科に相談する
明らかに異常な量を食べる、攻撃的な態度をとるという様子がみられる場合、その人が心理的な問題を抱え2次的、3次的な問題として食べつくしの行動に出ている可能性があります。
心療内科や精神科で相談してみましょう。
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